目次
事業継続力強化計画とは?
「事業継続力強化計画」とは、中小企業が自社の災害リスクを認識し、防災・減災対策の第一歩として取り組むために、必要な項目を盛り込んだもので、将来的に行う災害対策などを記載するものです。
作成するメリットは?
「事業継続力強化計画」は、自然災害等による事業活動への影響を軽減することを目指し、事業活動の継続に向けた取組を計画するものです。
その「事業継続力強化計画」を作成し、経済産業省の認定を受けた中小企業は、以下の活用が可能です。
- 金融支援…日本政策金融公庫の低利融資、信用保証の別枠など、計画の取組に関する資金調達について支援を受けることができます
- 税制優遇…認定計画に従って、認定を受けた日から同日以後1年を経過する日までの間に取得等をした対象設備について、取得価額の20%(令和5年4月1日以後に取得等をする設備については18%)の特別償却を受けることができます。
- 予算支援…計画認定を受けた事業者は、ものづくり補助金等の一部の補助金において審査の際に、加点を受けられます。
出典:中小企業庁
作成のポイント
防災・減災対策として必要な取組を計画として盛り込むものです。
主な項目はこちらです。
①企業の概要(連携型の場合は連携企業の概要)
②自然災害等が事業活動に与える影響の認識(被害想定等)
③初動対応の内容
④事前対策の内容
⑤事前対策の実効性の確保に向けた取組
申請方法
「事業継続力強化計画」の申請は、単独の企業で作成・申請する「事業継続力強化計画」と、複数の企業が連携して計画・申請する「連携事業継続力強化計画」があります。
該当する計画書を作成し、管轄の経済産業省へ提出します。
※「事業継続力強化計画」申請書のダウンロードはこちらです。
※中小企業BCPのダウンロードはこちらです。
弊社では、中小企業BCP並び事業継続力強化計画の策定支援をしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
-
-
企業BCP
-
-
介護事業所のBCP策定